前に戻る 【マルコ傳3章1節】

また會堂くわいだうたまひしに、片手かたてなえたるひとあり。
And he entered again into the synagogue; and there was a man there which had a withered hand.


he entered
〔マタイ傳12章9節〕
9 イエス此處ここりて、かれらの會堂くわいだうたまひしに、~(14) パリサイびといでて如何いかにしてかイエスをほろぼさんとはかる。 〔マタイ傳12章14節〕
〔マルコ傳1章21節〕
21 かくかれらカペナウムにいたる、イエスたゞちに安息あんそくにち會堂くわいだうにいりてをしたまふ。
〔ルカ傳6章6節〕
6 又󠄂またほかの安息あんそくにちにイエス會堂くわいだうりてをしへをなしたまひしに、此處ここひとあり、みぎなえたり。~(11) しかるにかれ狂氣きゃうきごとくなりて、イエスになにをなさんとかたへり。
〔ルカ傳6章11節〕
withered
〔列王紀略上13章4節〕
4 ヤラベアムわうかみひとがベテルにあるだんむかひてよばはりたることばきけときそのだんよりのばかれとらへよといひけるがそのかれむかひてのばしたるかれふたゝ屈縮ちぢむることをざりき
〔ヨハネ傳5章3節〕
3 そのうちめるもの盲人めしひ跛者あしなへおとろへたるものども夥多おびたゞしくしゐたり。《[*]》(みづうごくをてるなり。[*異本括孤中の句なし。]

前に戻る 【マルコ傳3章2節】

人々ひとびとイエスをうったへんとおもひて、安息あんそくにちにかのひといやすやいなやとうかゞふ。
And they watched him, whether he would heal him on the sabbath day; that they might accuse him.


(Whole verse)
〔詩篇37章32節〕
32 あしきものは義者ただしきものをひそみうかがひてこれをころさんとはかる
〔イザヤ書29章20節〕
20 あらぶるものはたえ 侮慢者あなどるものはうせ 邪曲よこしまをりをうかがふものはことごとく斷滅たちほろぼさるべければなり
〔イザヤ書29章21節〕
21 かれらはうたへをきくときまげてひとをつみし 邑門まちのもんにていさむるものを謀略はかりごとにおとしいれ むなしきことばをかまへて義人ただしきひとをしりぞく
〔エレミヤ記20章10節〕
10 そはわれおほくのひとそしりをきく驚懼おそれまはりにありうつたへよかれうつたへんわがしたしきものはみなわがつまづくことあらんかとうかゞひてたがひにいふかれいざなはるることあらんしからば我儕われらかれ勝󠄃かちあだむくゆることをえんと
〔ダニエル書6章4節〕
4 こゝにおいてその監督かんとくしうぼく國事こくじにつきてダエルをうたへふるひまんとしたりしがなにひまをもなにとがをもいだすことをざりきかれ忠義ちうぎなるものにてそのなにとがもなくなに過󠄃失あやまちもなかりければなり
〔ルカ傳6章7節〕
7 學者がくしゃ・パリサイびとら、イエスをうったふるかど見出みいださんとおもひて、安息あんそくにちひといやすやいなやをうかゞふ。
〔ルカ傳11章53節〕
53 此處ここよりたまへば、學者がくしゃ・パリサイびとはげしくせて樣々さまざまのことをなじりはじめ、
〔ルカ傳11章54節〕
54 そのくちより何事なにごとをかとらへんと待構まちかまへたり。
〔ルカ傳14章1節〕
1 イエス安息あんそくにち食󠄃事しょくじせんとて、るパリサイびとかしらいへたまへば、人々ひとびとこれをうかゞふ。
〔ルカ傳20章20節〕
20 かくてかれうかゞひ、イエスをつかさ支配しはい權威けんゐとのもとわたさんとて、そのことばとらふるために義人ぎじんさましたる間諜まはしものどもを遣󠄃つかはしたれば、
〔ヨハネ傳9章16節〕
16 パリサイびとうちなるあるひとは『かのひと安息あんそくにちまもらぬゆゑに、かみよりでしものにあらず』とひ、あるひとは『つみあるひといかでかゝしるしをなしんや』とひてたがひあひあらそひたり。

前に戻る 【マルコ傳3章3節】

イエスなえたるひとに『なかて』といひ、
And he saith unto the man which had the withered hand, Stand forth.


Stand forth
無し
he saith
〔イザヤ書42章4節〕
4 かれはおとろへず喪膽きおちせずして道󠄃みちにたてをはらん もろもろのしまはその法言をしへをまちのぞむべし
〔ダニエル書6章10節〕
10 こゝにダニエルはその詔書せうしよ認󠄃したためたることをりていへにかへりけるがその二かいまどのヱルサレムにむかひてひらけるところにて一にち三度みたびづつひざをかがめていのりそのかみむけ感謝かんしやせりこれそのとき前󠄃まへよりしてかくなしたればなり
〔ルカ傳6章8節〕
8 イエスかれらのおもひりてなえたるひとに『起󠄃きてなかて』とたまへば、起󠄃きててり。
〔ヨハネ傳9章4節〕
4 われ遣󠄃つかはたまひしものわざわれひるうちになさざるからず。きたらん、そのときたれはたらくことあたはず。
〔コリント前書15章58節〕
58 ればあいする兄弟きゃうだいよ、かたくしてうごくことなく、つねはげみてしゅわざつとめよ、なんぢそのらうの、しゅにありて空󠄃むなしからぬをればなり。
〔ガラテヤ書6章9節〕
9 われらぜんをなすにまざれ、もしたゆまずば、ときいたりてるべし。
〔ピリピ書1章14節〕
14 かつ兄弟きゃうだいのうちのおほくのものは、わが縲絏なはめによりてしゅしんずるこゝろあつくし、おそるることなく、ますますいさみてかみことばかたるにいたれり。
〔ピリピ書1章28節〕
28 すべてのことにおいて逆󠄃さからものをどろかされぬをることをん。そのをどろかされぬは、かれらにはほろびしるし、なんぢらにはすくひしるしにてこれかみよりづるなり。~(30) なんぢらが遭󠄃戰鬪たゝかひは、さきわれうへしところ、いままたわれきてくところにおなじ。 〔ピリピ書1章30節〕
〔ペテロ前書4章1節〕
1 キリスト肉體にくたいにて苦難くるしみたまひたれば、なんぢらもまたおなじこゝろをもてみづかよろへ。――肉體にくたいにて苦難くるしみくるものつみむるなり――

前に戻る 【マルコ傳3章4節】

また人々ひとびとひたまふ『安息あんそくにちぜんをなすとあくをなすと、生命いのちすくふところすと、いづれかよき』かれ默然もくねんたり。
And he saith unto them, Is it lawful to do good on the sabbath days, or to do evil? to save life, or to kill? But they held their peace.


But
〔マルコ傳9章34節〕
34 弟子でしたち默然もくねんたり、これは途󠄃みちすがら、たれおほいならんと、たがひあらそひたるにる。
Is it
〔ホセア書6章6節〕
6 われは愛情󠄃いつくしみをよろこびて犧牲いけにへをよろこばずかみをしるをよろこぶこと燔祭はんさいにまされり
〔マタイ傳12章10節〕
10 よ、片手かたてなえたるひとあり。人々ひとびとイエスをうったへんとおもひ、ひていふ『安息あんそくにちひといやすことはきか』~(12) ひとひつじよりすぐるること如何いかばかりぞ。さらば安息あんそくにちぜんをなすはし』 〔マタイ傳12章12節〕
〔マルコ傳2章27節〕
27 またひたまふ『安息あんそくにちひとのためにまうけられて、ひと安息あんそくにちのためにまうけられず。
〔マルコ傳2章28節〕
28 ればひと安息あんそくにちにもしゅたるなり』
〔ルカ傳6章9節〕
9 イエスかれらにたまふ『われなんぢらにはん、安息あんそくにちぜんをなすとあくをなすと、生命いのちすくふとほろぼすと、いづれかよき』
〔ルカ傳13章13節〕
13 これきたまへば、立刻たちどころぐにしてかみあがめたり。~(17) イエスこれのことをたまへば、逆󠄃さからものはみなぢ、群衆ぐんじゅうこぞりてそのたまへる榮光えいくわうあるすべてのわざよろこべり。
〔ルカ傳13章17節〕
〔ルカ傳14章1節〕
1 イエス安息あんそくにち食󠄃事しょくじせんとて、るパリサイびとかしらいへたまへば、人々ひとびとこれをうかゞふ。~(5) かつかれらにたまふ『なんぢらのうちその《[*]》あるひはうしゐどおちいらんに、安息あんそくにちにはたゞちにこれ引揚ひきあげぬものあるか』[*異本「驢馬」とあり。] 〔ルカ傳14章5節〕

前に戻る 【マルコ傳3章5節】

イエスそのこゝろ頑固かたくななるをうれひて、いか見囘みまはして、なえたるひとに『べよ』とたまふ。かれべたれば癒󠄄ゆ。
And when he had looked round about on them with anger, being grieved for the hardness of their hearts, he saith unto the man, Stretch forth thine hand. And he stretched it out: and his hand was restored whole as the other.


Stretch
〔列王紀略上13章6節〕
6 わうこたへかみひといひけるは請󠄃なんぢかみヱホバのかほなごめわがためいのりてわがもとかへらしめよかみひとすなはちヱホバのかほなごめければわうもとかへりて前󠄃まへのごとくになれ
〔マタイ傳12章13節〕
13 こゝにかのひとたまふ『なんぢのべよ』かれべたれば、ほかのごとく癒󠄄ゆ。
〔ルカ傳6章10節〕
10 かくて一同いちどうまはして、なえたるひとに『なんぢのべよ』とたまふ。かれしかなしたれば、その癒󠄄ゆ。
〔ルカ傳17章14節〕
14 イエスこれひたまふ『なんぢらきて祭司さいしらにせよ』かれあひだ潔󠄄きよめられたり。
〔ヨハネ傳5章8節〕
8 イエスたまふ『起󠄃きよ、とこりあげてあゆめ』
〔ヨハネ傳5章9節〕
9 このひとただちに癒󠄄え、とこりあげてあゆめり。
   その安息あんそくにちあたりたれば、
〔ヨハネ傳9章7節〕
7 『ゆきてシロアム(けば遣󠄃つかはされたるもの)のいけにてあらへ』すなはちゆきてあらひたれば、ゆることをかへれり。
〔ヘブル書5章9節〕
9 かつ全󠄃まったうせられたれば、すべおのれしたがもののために永遠󠄄とこしへすくひもととなりて、
grieved
〔創世記6章6節〕
6 こゝおいてヱホバうへひと造󠄃つくりしことをいてこころうれへたまへり
〔士師記10章16節〕
16 しかしてたみおのれのうちよりことなる神々かみ〴〵とりのぞきてヱホバにつかへたりヱホバのこゝろイスラエルの艱難なやみるに忍󠄄しのびずなりぬ
〔ネヘミヤ記13章8節〕
8 われはなはだこれをうれひてトビヤのいへ器皿うつはものをことごとくそのへやよりなげいだし
〔詩篇95章10節〕
10 われそののためにうれへて四十しじふねん われいへり かれらはこゝろあやまれるたみわが道󠄃みちしらざりきと
〔イザヤ書63章9節〕
9 かれらの艱難なやみのときはヱホバもなやみたまひてその面前󠄃みまへ使つかひをもて彼等かれらをすくひ そのあいとその憐憫あはれみとによりて彼等かれらをあがなひ彼等かれらをもたげ昔時いにしへつねに彼等かれらをいだきたまへり
〔イザヤ書63章10節〕
10 しかるにかれらはもとりてその聖󠄄きよきみたまをうれへしめたるゆゑにヱホバ飜然ひるがへりかれらのあたとなりてみづからこれをせめたまへり
〔ルカ傳19章40節〕
40 こたへてたまふ『われなんぢらにぐ、のともがらもださば、いしさけぶべし』
(44) なんぢと、そのうちにあるらとを打倒うちたふし、ひとつのいしをもいしうへ遺󠄃のこさざるべし。なんぢ眷顧󠄃かへりみときらざりしにる』 〔ルカ傳19章44節〕
〔エペソ書4章30節〕
30 かみ聖󠄄せいれいうれひしむな、なんぢらは贖罪あがなひのために聖󠄄せいれいにていんせられたるなり。
〔ヘブル書3章10節〕
10 このゆゑわれこのひといきどほりてへり、「かれらはつねこゝろ迷󠄃まよひ、 わが途󠄃みちらざりき」と。
〔ヘブル書3章17節〕
17 また四十しじふねんのあひだ、かみたれたいしていきどほりたまひしか、つみをかしてその死屍しかばね荒野あらのよこたへし人々ひとびとにあらずや。
hardness
〔イザヤ書6章9節〕
9 ヱホバいひたまはくゆきてこのたみにかくのごとくつげよ なんぢらきゝてきけよされどさとらざるべし てみよされどしらざるべしと
〔イザヤ書6章10節〕
10 なんぢこのたみのこころをにぶくしそのみゝをものうくし そのをおほへ おそらくはかれらそのにてそのみゝにてきき そのこゝろにてさとりひるがへりていやさるることあらん
〔イザヤ書42章18節〕
18 聾者みみしひよきけ 瞽者めしひをそそぎてみよ~(20) なんぢおほくのことをれども顧󠄃かへりみず みゝをひらけどもきかざるなり 〔イザヤ書42章20節〕
〔イザヤ書44章18節〕
18 これらのひとしることなくさとることなし そのふさがりてえず そのこゝろとぢてあきらかならず~(20) かかるひと灰󠄃はひをくらひ 迷󠄃まよへるこゝろにまどはされておのがたましひをすくふあたはず またわが右手みぎのてにいつはりあるにあらずやとおもはざるなり
〔イザヤ書44章20節〕
〔マタイ傳13章14節〕
14 かくてイザヤの預言よげんは、かれらのうへ成就じゃうじゅす。いはく、 「なんぢらきてけどもさとらず、 れども認󠄃みとめず。
〔マタイ傳13章15節〕
15 たみこゝろにぶく、 みゝくにものうく、 ぢたればなり。 これにてみゝにてき、 こゝろにてさとり、ひるがへりて、 われいやさるることなからんためなり」
〔ロマ書11章7節〕
7 らば如何いかに、イスラエルはそのもとむる所󠄃ところず、選󠄄えらばれたるものこれたり、そのほかものにぶくせられたり。~(10) そのくらみてえずなれ、 つねにそのかゞめしめたまへ』 〔ロマ書11章10節〕
〔ロマ書11章25節〕
25 兄弟きゃうだいよ、われなんぢらが自己みづからさとしとすることなからんために、この奧義おくぎらざるをほっせず、すなは幾許いくばくのイスラエルのにぶくなれるは、異邦人いはうじんきたりてかず滿つるにおよときまでなり。
〔コリント後書3章14節〕
14 れどかれらのこゝろにぶくなれり。キリストによりて面帕かほおほひすたるべきをさとらねば、今日けふいたるまで舊約きうやくときその面帕かほおほひなほのこれり。
〔エペソ書4章18節〕
18 かれらはおもひ暗󠄃くらくなりてうちなる無知むちにより、こゝろ頑固かたくなによりてかみ生命いのち遠󠄄とほざかり、
with anger
〔ルカ傳6章10節〕
10 かくて一同いちどうまはして、なえたるひとに『なんぢのべよ』とたまふ。かれしかなしたれば、その癒󠄄ゆ。
〔ルカ傳13章15節〕
15 しゅこたへてひたまふ『僞善者ぎぜんしゃらよ、なんぢおのおの安息あんそくにちには、おのうしまたは驢馬ろば小屋こやよりきいだし、みづはんとてかぬか。
〔エペソ書4章26節〕
26 なんぢいかるともつみをかすな、憤恚いきどほりるまでつゞくな。
〔ヨハネ黙示録6章16節〕
16 やまいはとにむかひてふ『請󠄃われらのうへちて、御座みくらしたまふもの御顏みかほより、羔羊こひつじいかりより、われらをかくせ。

前に戻る 【マルコ傳3章6節】

パリサイびといでて、たゞちにヘロデたうひととともに、如何いかにしてイエスをほろぼさんとはかる。

And the Pharisees went forth, and straightway took counsel with the Herodians against him, how they might destroy him.


Herodians
〔マタイ傳22章16節〕
16 その弟子でしらをヘロデたうものどもととも遺󠄃のこしてはしむ『よ、われらはる、なんぢはまことにして、まことをもてかみ道󠄃みちをしへ、かつたれをもはゞかりたまふことなし、ひと外貌うはべたまはぬゆゑなり。
〔マルコ傳8章15節〕
15 イエスかれらをいましめてひたまふ『つゝしみてパリサイびとのパンだねと、ヘロデのパンだねとにこゝろせよ』
〔マルコ傳12章13節〕
13 かくてかれらイエスの言尾ことばじりをとらへて陷入おとしいれんために、パリサイびととヘロデたうとのうちより、數人すにん御許みもと遣󠄃つかはす。
Pharisees
〔詩篇109章3節〕
3 うらみのことばをもてわれをかこみ ゆゑなくわれをせめてたたかふことあればなり
〔詩篇109章4節〕
4 われあいするにかれらかへりてわがてきとなる われただいのるなり
〔マタイ傳12章14節〕
14 パリサイびといでて如何いかにしてかイエスをほろぼさんとはかる。
〔ルカ傳6章11節〕
11 しかるにかれ狂氣きゃうきごとくなりて、イエスになにをなさんとかたへり。
〔ルカ傳20章19節〕
19 のとき學者がくしゃ祭司長さいしちゃうら、イエスにをかけんとおもひたれど、たみおそれたり。このたとへおのれどもをしてたまへるをさとりしにる。
〔ルカ傳20章20節〕
20 かくてかれうかゞひ、イエスをつかさ支配しはい權威けんゐとのもとわたさんとて、そのことばとらふるために義人ぎじんさましたる間諜まはしものどもを遣󠄃つかはしたれば、
〔ルカ傳22章2節〕
2 祭司長さいしちゃう學者がくしゃらイエスをころさんとし、その手段てだていかにともとむ、たみおそれたればなり。
〔ヨハネ傳11章53節〕
53 かれこのよりイエスをころさんとはかれり。

前に戻る 【マルコ傳3章7節】

イエスその弟子でしとともに、海邊うみべ退󠄃しりぞたまひしに、ガリラヤよりきたれる夥多おびたゞしき民衆みんしゅうしたがふ。又󠄂またユダヤ、
But Jesus withdrew himself with his disciples to the sea: and a great multitude from Galilee followed him, and from Judaea,


Galilee
〔ヨシュア記20章7節〕
7 こゝにナフタリの山地やまちなるガリラヤのケデシ、エフライムの山地やまちなるシケムおよびユダの山地やまちなるキリアテアルバ(すなはちヘブロン)をこれがために分󠄃わか
〔ヨシュア記21章32節〕
32 ナフタリの支派わかれうちよりはひところせるもの逃󠄄のがるべきまちなるガリラヤのケデシとその郊地かうちおよびハンモテドルとその郊地かうちカルタンとその郊地かうちなどみつまちなり
〔マルコ傳1章39節〕
39 遂󠄅つひにゆきて、あまねくガリラヤの會堂くわいだうにてをしへべ、かつ惡鬼あくき逐󠄃いだたまへり。
〔ルカ傳23章5節〕
5 かれますますつのり『かれはユダヤ全󠄃國ぜんこくをしへをなしてたみさわがし、ガリラヤよりはじめて、此處ここいたる』とふ。
〔ヨハネ傳7章41節〕
41 あるひとは『これキリストなり』とひ、又󠄂またあるひとは『キリストいかでガリラヤよりでんや、
〔ヨハネ傳7章52節〕
52 かれらこたへてふ『なんぢもガリラヤよりでしか、しらよ、預言者よげんしゃはガリラヤより起󠄃おこことなし』
Jesus
〔マタイ傳10章23節〕
23 このまちにて、めらるるときは、かのまち逃󠄄のがれよ。まことなんぢらにぐ、なんぢらイスラエルの町々まちまち巡󠄃めぐつくさぬうちにひときたるべし。
〔マタイ傳12章15節〕
15 イエスこれりて此處ここりたまふ。おほくのひと、したがひきたりたれば、ことごとくこれいやし、
〔ルカ傳6章12節〕
12 そのころイエスいのらんとてやまにゆき、かみいのりつつあかしたまふ。
〔ヨハネ傳10章39節〕
39 かれらまたイエスをとらへんとせしが、そのより脫󠄁のがれてたまへり。
(41) おほくのひとみもとにきたりて『ヨハネはなにしるしをもおこなはざりしかど、このひときてヨハネのひしことは、ことごとくまことなりき』とふ。 〔ヨハネ傳10章41節〕
〔ヨハネ傳11章53節〕
53 かれこのよりイエスをころさんとはかれり。
〔ヨハネ傳11章54節〕
54 さればのちイエスあらはにユダヤびとのなかをあゆたまはず、此處ここりて荒野あらのにちかきところなるエフライムといふまちき、弟子でしたちととも其處そことゞまりたまふ。
〔使徒行傳14章5節〕
5 異邦人いはうじん、ユダヤびとおよびつかさあひとも使徒しとたちをはづかしめ、いしにてたんとくはだてしに、
〔使徒行傳14章6節〕
6 かれさとりてルカオニヤのまちなるルステラ、デルベおよびそのあたりにのがれ、
〔使徒行傳17章10節〕
10 兄弟きゃうだいたちたゞちによるにパウロとシラスとをベレヤに送󠄃おくりいだす。二人ふたり彼處かしこにつきてユダヤびと會堂くわいだうにいたる。
〔使徒行傳17章14節〕
14 こゝ兄弟きゃうだいたちたゞちにパウロを送󠄃おくいだして海邊うみべかしめ、シラスとテモテとはなほベレヤにとゞまれり。
and a
〔マタイ傳4章25節〕
25 ガリラヤ、デカポリス、エルサレム、ユダヤおよびヨルダンの彼方かなたよりおほいなる群衆ぐんじゅうきたりしたがへり。
〔ルカ傳6章17節〕
17 イエスこれとともにくだりて、平󠄃たひらかなるところたまひしに、弟子でしおほいなる群衆ぐんじゅうおよびユダヤ全󠄃國ぜんこく、エルサレム又󠄂またツロ、シドンの海邊うみべよりきたりてあるひをしへかんとし、あるひやまひいやされんとするたみおほいなるむれも、そこにあり。

前に戻る 【マルコ傳3章8節】

エルサレム、イドマヤ、ヨルダンのむかひ、およびツロ、シドンのほとりより夥多おびたゞしき民衆みんしゅうそのたまへることきて、御許みもときたる。
And from Jerusalem, and from Idumaea, and from beyond Jordan; and they about Tyre and Sidon, a great multitude, when they had heard what great things he did, came unto him.


Edom
〔民數紀略32章33節〕
33 こゝにおいてモーセはアモリびとわうシホンのくにとバシヤンのわうオグのくにをもてガドの子孫しそんとルベンの子孫しそんとヨセフのマナセの支派わかれ半󠄃なかばとにあたへたりすなはちそのくにおよびそのさかひうち邑々まち〳〵とその邑々まち〳〵周󠄃圍まはりとをこれあたふ~(38) ネボ、バアルメオンなどまちたててそのあらためまたシブマのまちたてたりそのたてたる邑々まち〳〵にはあたらしきをつけたり 〔民數紀略32章38節〕
〔ヨシュア記13章8節〕
8 マナセとともにルベンびとおよびガドびとはヨルダンの彼旁かなたひがしかたにてその產業さんげふをモーセよりたまはりたりヱホバのしもべモーセのかれらにあたへしものすなはかくのごとし~(14) たゞレビの支派わかれにはヨシユアなに產業さんげふをもあたへざりきこれイスラエルのかみヱホバの火祭くわさいこれが產業さんげふたればなりそのかれにいひたまひしがごと
〔ヨシュア記13章14節〕
Idumaea
〔イザヤ書34章5節〕
5 わがつるぎてんにてうるほひたり よエドムのうへにくだり滅亡ほろびさだめたるたみのうへにくだりてこれをさばかん
〔エゼキエル書35章15節〕
15 なんぢイスラエルのいへ產業さんげふあるるをよろこびたればわれなんぢをもしかなすべしセイルやまなんぢ荒地あれちとならんエドムもすべしかるべし人衆ひと〴〵すなはちわれのヱホバなるをしるにいたらん
〔エゼキエル書36章5節〕
5 すなはしゆヱホバかくいひたまふわれまことに嫉妬ねたみ火焰ほむらをもやして國民くにたみ殘餘者のこれるものとエドム全󠄃國ぜんこくこといへ是等これらこゝろ歡樂よろこびきはこゝろほこりて吾地わがくにをおのれの所󠄃有もちものとなしこれうばかすめしものなり
〔マラキ書1章2節〕
2 ヱホバいひたまふわれなんぢらをあいしたり しかるになんぢなんぢいかに我儕われらあいせしやと ヱホバいふエサウはヤコブのあにあらずや されどわれはヤコブをあいし~(4) エドムは我儕われらほろぼされたれどもふたゝあれたる所󠄃ところたてんといふによりて萬軍ばんぐんのヱホバかくいひたまふ 彼等かれらたてん されどわれこれをたふさん ひと彼等かれら惡境あくきやうとよび又󠄂またヱホバのつねいかりたまふ人民じんみんとなへん 〔マラキ書1章4節〕
Idumea
〔イザヤ書34章5節〕
5 わがつるぎてんにてうるほひたり よエドムのうへにくだり滅亡ほろびさだめたるたみのうへにくだりてこれをさばかん
〔エゼキエル書35章15節〕
15 なんぢイスラエルのいへ產業さんげふあるるをよろこびたればわれなんぢをもしかなすべしセイルやまなんぢ荒地あれちとならんエドムもすべしかるべし人衆ひと〴〵すなはちわれのヱホバなるをしるにいたらん
〔エゼキエル書36章5節〕
5 すなはしゆヱホバかくいひたまふわれまことに嫉妬ねたみ火焰ほむらをもやして國民くにたみ殘餘者のこれるものとエドム全󠄃國ぜんこくこといへ是等これらこゝろ歡樂よろこびきはこゝろほこりて吾地わがくにをおのれの所󠄃有もちものとなしこれうばかすめしものなり
〔マラキ書1章2節〕
2 ヱホバいひたまふわれなんぢらをあいしたり しかるになんぢなんぢいかに我儕われらあいせしやと ヱホバいふエサウはヤコブのあにあらずや されどわれはヤコブをあいし~(4) エドムは我儕われらほろぼされたれどもふたゝあれたる所󠄃ところたてんといふによりて萬軍ばんぐんのヱホバかくいひたまふ 彼等かれらたてん されどわれこれをたふさん ひと彼等かれら惡境あくきやうとよび又󠄂またヱホバのつねいかりたまふ人民じんみんとなへん 〔マラキ書1章4節〕
Tyre
〔ヨシュア記19章28節〕
28 エプロン、レホブ、ハンモン、カナにわたりておほシドンにまでいたり
〔ヨシュア記19章29節〕
29 ラマにめぐりツロのしろおよびまたホサにめぐりアクジブのほとりにてうみにいたりて
〔詩篇45章12節〕
12 ツロのむすめ贈物おくりものをもてきたりたみのなかのとめるものもまたなんぢのめぐみをこひもとめん
〔詩篇87章4節〕
4 われはラハブ、バビロンをもわれをしるもののうちにあげん ペリシテ、ツロ、エテオピアをよこのひとはかしこにうまれたりといはん
〔イザヤ書23章1節〕
1 ツロにかゝるおもにの預言よげん いはく
  タルシシのもろもろのふねよなきさけべ ツロは荒廢あれすたれていへなくいるべきところなければなり かれら此事このことをキツテムのにてつげしらせらる~(18) その貿易あきなひとそのたる利潤くぼさとはきよめてヱホバにさゝぐべければこれをたくはへずつむことをせざるなり その貿易あきなひはヱホバの前󠄃まへにをるもののようとなり飽󠄄あきくらふりやうとなり華美はなやかなるころものりやうとならん 〔イザヤ書23章18節〕
〔マルコ傳7章24節〕
24 イエス起󠄃ちて此處ここり、ツロの地方ちはうき、いへりてひとられじとたまひたれど、かくるることあたはざりき。
〔マルコ傳7章31節〕
31 イエス又󠄂またツロの地方ちはうりて、シドンを過󠄃ぎ、デカポリスの地方ちはうて、ガリラヤのうみきたたまふ。
beyond
〔民數紀略32章33節〕
33 こゝにおいてモーセはアモリびとわうシホンのくにとバシヤンのわうオグのくにをもてガドの子孫しそんとルベンの子孫しそんとヨセフのマナセの支派わかれ半󠄃なかばとにあたへたりすなはちそのくにおよびそのさかひうち邑々まち〳〵とその邑々まち〳〵周󠄃圍まはりとをこれあたふ~(38) ネボ、バアルメオンなどまちたててそのあらためまたシブマのまちたてたりそのたてたる邑々まち〳〵にはあたらしきをつけたり 〔民數紀略32章38節〕
〔ヨシュア記13章8節〕
8 マナセとともにルベンびとおよびガドびとはヨルダンの彼旁かなたひがしかたにてその產業さんげふをモーセよりたまはりたりヱホバのしもべモーセのかれらにあたへしものすなはかくのごとし

前に戻る 【マルコ傳3章9節】

イエス群衆ぐんじゅうのおしなやますを逃󠄄のがれんとて、小舟こぶねそなくことを弟子でしめいたまふ。
And he spake to his disciples, that a small ship should wait on him because of the multitude, lest they should throng him.


because
〔マルコ傳5章30節〕
30 イエスたゞちに能力ちからおのれよりでたるをみづかり、群衆ぐんじゅうなかにて、振反ふりかへひたまふ『たれわれころもさはりしぞ』
〔ヨハネ傳6章15節〕
15 イエスかれらがきたりておのれをとらへ、わうとなさんとするをり、またひとりにてやまのがれたまふ。

前に戻る 【マルコ傳3章10節】

これおほくのひといやたまひたれば、すべやまひくるしむもの、御體みからださはらんとて押迫󠄃おしせまゆゑなり。
For he had healed many; insomuch that they pressed upon him for to touch him, as many as had plagues.


and many
〔創世記12章17節〕
17 ときにヱホバ、アブラムのつまサライのゆゑによりておほいなるわざはひてパロとそのいへなやましたまへり
〔民數紀略11章33節〕
33 にくなほのあひだにありていまだ食󠄃くひつくさゞるにヱホバたみにむかひていかりはつしこれをうちておほいにほろぼしたまへり
〔マルコ傳5章29節〕
29 かくいづみ、ただちにかわき、やまひのいえたるをおぼえたり。
〔ルカ傳7章2節〕
2 ときある百卒長ひゃくそつちゃう、そのおもんずるしもべやみてぬばかりなりしかば、
〔ヘブル書12章6節〕
6 そはしゅ、そのあいするものこらしめ、 すべてそのたまむちうたまへばなり』と。
as many
〔創世記12章17節〕
17 ときにヱホバ、アブラムのつまサライのゆゑによりておほいなるわざはひてパロとそのいへなやましたまへり
〔民數紀略11章33節〕
33 にくなほのあひだにありていまだ食󠄃くひつくさゞるにヱホバたみにむかひていかりはつしこれをうちておほいにほろぼしたまへり
〔マルコ傳5章29節〕
29 かくいづみ、ただちにかわき、やまひのいえたるをおぼえたり。
〔ルカ傳7章2節〕
2 ときある百卒長ひゃくそつちゃう、そのおもんずるしもべやみてぬばかりなりしかば、
〔ヘブル書12章6節〕
6 そはしゅ、そのあいするものこらしめ、 すべてそのたまむちうたまへばなり』と。
he had
〔マタイ傳12章15節〕
15 イエスこれりて此處ここりたまふ。おほくのひと、したがひきたりたれば、ことごとくこれいやし、
〔マタイ傳14章14節〕
14 イエスでておほいなる群衆ぐんじゅう、これをあはれみて、そのめるものいやたまへり。
pressed
〔マタイ傳14章36節〕
36 ただ御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ、さはりしものはみないやされたり。
〔マルコ傳5章27節〕
27 イエスのことをききて、群衆ぐんじゅうにまじり、うしろきたりて、御衣みころもにさはる、
〔マルコ傳5章28節〕
28 『そのころもにだにさはらばすくはれん』とみづかへり。
〔マルコ傳6章56節〕
56 そのいたりたまふところには、むらにても、まちにても、さとにても、めるもの市場いちばにおきて、御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ。さはりしものは、みないやされたり。
〔使徒行傳5章15節〕
15 終󠄃つひには人々ひとびとめるもの大路おほじききたり、寢臺ねだいまたはとこうへにおく。これのうちたれにもせよ、ペテロの過󠄃ぎんとき、そのかげになりとおほはれんとてなり。
〔使徒行傳19章11節〕
11 しかしてかみはパウロのによりて尋󠄃常よのつねならぬ能力ちからあるわざおこなひたまふ。
〔使徒行傳19章12節〕
12 すなは人々ひとびとかれのよりあるひ手拭てぬぐひあるひは前󠄃垂まへだれをとりてめるものくれば、やまひあくれいでたり。
touch
〔マタイ傳14章36節〕
36 ただ御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ、さはりしものはみないやされたり。
〔マルコ傳5章27節〕
27 イエスのことをききて、群衆ぐんじゅうにまじり、うしろきたりて、御衣みころもにさはる、
〔マルコ傳5章28節〕
28 『そのころもにだにさはらばすくはれん』とみづかへり。
〔マルコ傳6章56節〕
56 そのいたりたまふところには、むらにても、まちにても、さとにても、めるもの市場いちばにおきて、御衣みころもふさにだにさはらしめたまはんことをねがふ。さはりしものは、みないやされたり。
〔使徒行傳5章15節〕
15 終󠄃つひには人々ひとびとめるもの大路おほじききたり、寢臺ねだいまたはとこうへにおく。これのうちたれにもせよ、ペテロの過󠄃ぎんとき、そのかげになりとおほはれんとてなり。
〔使徒行傳19章11節〕
11 しかしてかみはパウロのによりて尋󠄃常よのつねならぬ能力ちからあるわざおこなひたまふ。
〔使徒行傳19章12節〕
12 すなは人々ひとびとかれのよりあるひ手拭てぬぐひあるひは前󠄃垂まへだれをとりてめるものくれば、やまひあくれいでたり。

前に戻る 【マルコ傳3章11節】

またけがれしれいイエスをごとに、御前󠄃みまへ平󠄃伏ひれふし、さけびて『なんぢはかみなり』とひたれば、
And unclean spirits, when they saw him, fell down before him, and cried, saying, Thou art the Son of God.


the Son
〔マタイ傳4章3節〕
3 こゝろむるものきたりてふ『なんぢかみならば、めいじてこれいしをパンとらしめよ』
〔マタイ傳4章6節〕
6 『なんぢもしかみならばおのしたげよ。それは 「なんぢのため御使みつかひたちにめいたまはん。 かれにてなんぢさゝへ、そのあしいしにうちつることからしめん」としるされたるなり』
〔マタイ傳8章29節〕
29 よ、かれらさけびてふ『かみよ、われらなんぢなに關係かゝはりあらん、いまときいたらぬに、われらをめんとて此處ここにきたりたまふか』
〔マタイ傳14章33節〕
33 ふねものどもイエスをはいしてふ『まことになんぢかみなり』
〔マルコ傳1章1節〕
1 かみの《[*]》イエス・キリストの福音󠄃ふくいんはじめ[*異本「神の子」なし。]。
〔ルカ傳8章28節〕
28 イエスをてさけび、御前󠄃みまへ平󠄃伏ひれふして大聲おほごゑにいふ『至高いとたかかみイエスよ、われなんぢなに關係かゝはりあらん、ねがはくはわれくるしめたまふな』
unclean
〔マタイ傳8章31節〕
31 惡鬼あくきども請󠄃ひてふ『もしわれらを逐󠄃いださんとならば、ぶたむれ遣󠄃つかはしたまへ』
〔マルコ傳1章23節〕
23 ときにその會堂くわいだうに、けがれしれいかれたるひとあり、さけびて
〔マルコ傳1章24節〕
24 『ナザレのイエスよ、われらはなんぢなに關係かゝはりあらんや、なんぢわれらをほろぼさんとて來給きたまふ。われはなんぢたれなるをる、かみ聖󠄄者しゃうじゃなり』
〔マルコ傳5章5節〕
5 よるひるも、えずはかあるひはやまにてさけび、おのいしにてきずつけゐたり。
〔マルコ傳5章6節〕
6 かれはるかにイエスをて、はしりきたり、御前󠄃みまへ平󠄃伏ひれふし、
〔ルカ傳4章41節〕
41 惡鬼あくきもまたおほくのひとよりでてさけびつつふ『なんぢはかみなり』これめてものふことをゆるたまはず、惡鬼あくきそのキリストなるをるにりてなり。
〔使徒行傳16章17節〕
17 かれはパウロおよわれらののちしたがひつつさけびてふ『このひとたちは至高いとたかかみしもべにてなんぢらにすくひ道󠄃みちをしふるものなり』
〔使徒行傳19章13節〕
13 こゝ諸國しょこく遍󠄃歷へんれき咒文じゅもんなるユダヤびと數人すにんあり、こゝろみにあくれいかれたるものたいして、しゅイエスのび『われパウロのぶるイエスによりて、なんぢらにめいず』とへり。~(17) ことエペソに住󠄃すべてのユダヤびととギリシヤびととにれたれば、おそれかれら一同いちどうのあひだにしゃうじ、しゅイエスのあがめらる。 〔使徒行傳19章17節〕
〔ヤコブ書2章19節〕
19 なんぢかみ唯一ゆゐいつなりとしんずるか、かくしんずるはし、惡鬼あくきまたしんじてわなゝけり。

前に戻る 【マルコ傳3章12節】

われあらはすなとて、きびしくいましたまふ。

And he straitly charged them that they should not make him known.


(Whole verse)
〔マタイ傳12章16節〕
16 かつわれひとらすなといましたまへり。
〔マルコ傳1章25節〕
25 イエスいましめてたまふ『もだせ、そのひとでよ』
〔マルコ傳1章34節〕
34 イエスさまざまのやまひわづらおほくのひとをいやし、おほくの惡鬼あくき逐󠄃ひいだしこれものふことをゆるたまはず、惡鬼あくきイエスをるにりてなり。
〔使徒行傳16章18節〕
18 幾日いくひくするをパウロうれひて振反ふりかへり、そのれいふ『イエス・キリストのによりてなんぢに、このをんなよりでんことめいず』れいただちにでたり。

前に戻る 【マルコ傳3章13節】

イエスやまのぼり、御意󠄃みこゝろ適󠄄かなものたまひしに、かれ御許みもときたる。
And he goeth up into a mountain, and calleth unto him whom he would: and they came unto him.


(Whole verse)
〔マタイ傳10章1節〕
1 かくてイエスその十二じふに弟子でしし、けがれしれいせいする權威けんゐをあたへて、これ逐󠄃いだし、もろもろのやまひ、もろもろの疾患わずらひいやすことをしめたまふ。
〔ルカ傳6章12節〕
12 そのころイエスいのらんとてやまにゆき、かみいのりつつあかしたまふ。~(16) ヤコブの《[*]》ユダとイスカリオテのユダとなり。このユダはイエスをものとなりたり。[*或は「兄弟」と譯す。] 〔ルカ傳6章16節〕

前に戻る 【マルコ傳3章14節】

こゝ十二じふににんげたまふ。これかれらを御側みそばにおき、またをしへべさせ、
And he ordained twelve, that they should be with him, and that he might send them forth to preach,


and
〔ルカ傳9章1節〕
1 イエス十二じふに弟子でしせて、もろもろの惡鬼あくきせいし、やまひをいやす能力ちから權威けんゐとをあたへ、~(6) こゝ弟子でしたちでて村々むらむら巡󠄃めぐあまね福音󠄃ふくいん宣傳のべつたへ、いやすことをせり。
〔ルカ傳9章6節〕
〔ルカ傳10章1節〕
1 このことののち、しゅ、ほかにしちじふにんをあげて、みづかかんとする町々まちまち處々ところどころへ、おのれにさきだち二人ふたりづつを遣󠄃つかはさんとしてたまふ、~(11)われらのあしにつきたるなんぢらのまちちりをもなんぢらにたいしてはらつ、されどかみくに近󠄃ちかづけるをれ」とへ。 〔ルカ傳10章11節〕
〔ルカ傳24章47節〕
47 かつそのによりてつみゆるしさする悔改くいあらためは、エルサレムよりはじまりて、もろもろの國人くにびと宣傳のべつたへらるべしと。
〔使徒行傳1章8節〕
8 れど聖󠄄せいれいなんぢらのうへのぞむとき、なんぢ能力ちからをうけん、しかしてエルサレム、ユダヤ全󠄃國ぜんこく、サマリヤ、およはてにまで證人しょうにんとならん』
he ordained
〔ヨハネ傳15章16節〕
16 なんぢわれ選󠄄えらびしにあらず、われなんぢらを選󠄄えらべり。しかしてなんぢらのきてむすび、かつそののこらんために、又󠄂またおほよそによりて父󠄃ちちもとむるものを、父󠄃ちちたまはんためになんぢらをてたり。
〔使徒行傳1章24節〕
24 -25 いのりてふ『すべてのひとこゝろりたまふしゅよ、ユダおの所󠄃ところかんとてつとめ使徒しとしょくとよりちたれば、そのあとがするに、二人ふたりのうちいづれ選󠄄えらたまふかしめしたまへ』
〔使徒行傳1章25節〕
25 ‹b44c001v025›
〔ガラテヤ書1章1節〕
1 ひとよりにあらず、ひとるにもあらず、イエス・キリストおよこれ死人しにんうちよりよみがへらせたまひし父󠄃ちちなるかみりて使徒しととなれるパウロ、
〔ガラテヤ書1章15節〕
15 れどははたいでしよりわれ選󠄄えらわかち、その恩惠めぐみをもてたまへるもの(20)こゝきおくることは、よ、かみ前󠄃まへにていつはらざるなり) 〔ガラテヤ書1章20節〕

前に戻る 【マルコ傳3章15節】

惡鬼あくき逐󠄃いだ權威けんゐもちひさするために、遣󠄃つかはさんとてなり。
And to have power to heal sicknesses, and to cast out devils:


前に戻る 【マルコ傳3章16節】

の《[*]》十二じふににんげて、シモンにペテロといふをつけ、[*異本「此の十二人を擧げて」の句なし。]
And Simon he surnamed Peter;


Cephas
〔ペテロ後書1章1節〕
1 イエス・キリストのしもべまた使徒しとなるシメオン・ペテロ、ふみわれらのかみ、および救主すくひぬしイエス・キリストのによりてわれらとおなたふと信仰しんかうけたるものおくる。
Simon
〔マタイ傳16章16節〕
16 シモン・ペテロこたへてふ『なんぢはキリスト、けるかみなり』~(18) われはまたなんぢぐ、なんぢは《[*]》ペテロなり、われこのいはうへ敎會けうくわいてん、黄泉よみもんはこれに勝󠄃たざるべし。[*ペテロとは「磐」の義なり。] 〔マタイ傳16章18節〕
〔マルコ傳1章16節〕
16 イエス、ガリラヤのうみにそひてあゆみゆき、シモンと兄弟きゃうだいアンデレとが、うみあみちをるをたまふ。かれらは漁人すなどりびとなり。
〔ヨハネ傳1章42節〕
42 かれをイエスのもとれきたれり。イエスこれめてたまふ『なんぢはヨハネのシモンなり、なんぢケパ(けばペテロ)ととなへらるべし』
〔コリント前書1章12節〕
12 すなはなんぢおのおの『われはパウロにぞくす』『われはアポロに』『われはケパに』『われはキリストに』とふこれなり。
〔コリント前書3章22節〕
22 あるひはパウロ、あるひはアポロ、あるひはケパ、あるひ世界せかい、あるひはせい、あるひは、あるひは現在げんざいのもの、あるひ未來みらいのもの、みななんぢらのものなり。
〔コリント前書9章5節〕
5 われらはほか使徒しとたち、しゅ兄弟きゃうだいたちおよびケパのごとく姉妹しまいたるつまたづさふるけんなきか。
〔ガラテヤ書2章7節〕
7 かへつてペテロが割󠄅禮かつれいあるものたいする福音󠄃ふくいんゆだねられたるごとく、割󠄅禮かつれいなきものたいする福音󠄃ふくいんゆだねられたるを認󠄃みとめ、~(9) またわれたまはりたる恩惠めぐみをさとりて、はしらおもはるるヤコブ、ケパ、ヨハネは、交誼まじはりしるしとしてわれとバルナバとに握手あくしゅせり。これはわれらが異邦人いはうじんにゆき、かれらが割󠄅禮かつれいあるものかんためなり。 〔ガラテヤ書2章9節〕
〔ペテロ後書1章1節〕
1 イエス・キリストのしもべまた使徒しとなるシメオン・ペテロ、ふみわれらのかみ、および救主すくひぬしイエス・キリストのによりてわれらとおなたふと信仰しんかうけたるものおくる。

前に戻る 【マルコ傳3章17節】

ゼベダイのヤコブ、その兄弟きゃうだいヨハネ、二人ふたりにボアネルゲ、すなは雷霆いかづちといふをつけたまふ。
And James the son of Zebedee, and John the brother of James; and he surnamed them Boanerges, which is, The sons of thunder:


James
〔マルコ傳1章19節〕
19 すこ進󠄃すゝみゆきて、ゼベダイのヤコブとその兄弟きゃうだいヨハネとをたまふ、かれらもふねにありてあみつくろひゐたり。
〔マルコ傳1章20節〕
20 ただちにたまへば、父󠄃ちちゼベダイを雇人やとひびととともにふね遺󠄃のこしてしたがひゆけり。
〔マルコ傳5章37節〕
37 かくてペテロ、ヤコブその兄弟きゃうだいヨハネのほかは、ともにことたれにもゆるたまはず。
〔マルコ傳9章2節〕
2 六日むゆかのち、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを率󠄃きつれ、ひと避󠄃けてたかやまのぼりたまふ。かくかれらの前󠄃まへにてさまかはり、
〔マルコ傳10章35節〕
35 こゝにゼベダイのヤコブ、ヨハネ御許みもときたりてふ『よ、ねがはくはわれらがなににてももとむる所󠄃ところしたまへ』
〔マルコ傳14章33節〕
33 かくてペテロ、ヤコブ、ヨハネを伴󠄃ともなひゆき、いたをどろき、かつかなしみでてたま
〔ヨハネ傳21章2節〕
2 シモン・ペテロ、デドモととなふるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイのおよびほかの弟子でし二人ふたりもともにりしに、
〔ヨハネ傳21章20節〕
20 ペテロ振反ふりかへりてイエスのあいしたまひし弟子でししたがふをる。これはさき夕餐󠄃ゆふげのとき御胸みむねりかかりて『しゅよ、なんぢをうるものたれか』とひし弟子でしなり。~(25) イエスのおこなたまひしことは、このほかなほおほし、もしひとひとしるさば、われおもふに世界せかいもそのしるすところのふみするにへざらん。 〔ヨハネ傳21章25節〕
〔使徒行傳12章1節〕
1 そのころヘロデわう敎會けうくわいのうちのあるひとどもをくるしめんとてくだし、
he surnamed
〔イザヤ書58章1節〕
1 おほいによばはりてこゑををしむなかれ なんぢのこゑをラッパのごとくあげ わがたみにそのとがをつげヤコブのいへにそのつみをつげしめせ
〔エレミヤ記23章29節〕
29 ヱホバいひたまはくわがことばのごとくならずや又󠄂またいは打碎うちくだつちごとくならずや
〔ヘブル書4章12節〕
12 かみことば生命いのちあり、能力ちからあり、兩刃󠄃もろはつるぎよりもくして、精神せいしん靈魂たましひ關節󠄄ふしぶし骨髓こつずゐ透󠄃とほしてこれ割󠄅わかち、こゝろおもひ志望󠄇こゝろざしとをためすなり。
〔ヨハネ黙示録10章11節〕
11 またあるものわれにふ『なんぢふたゝおほくのたみくに國語くにことばわうたちにきて預言よげんすべし』

前に戻る 【マルコ傳3章18節】

又󠄂またアンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨのヤコブ、タダイ、熱心ねっしんたうのシモン、
And Andrew, and Philip, and Bartholomew, and Matthew, and Thomas, and James the son of Alphaeus, and Thaddaeus, and Simon the Canaanite,


Alphaeus
〔マルコ傳2章14節〕
14 かく過󠄃くとき、アルパヨのレビの、收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われにしたがへ』とたまへば、ちてしたがへり。
Andrew
〔ヨハネ傳1章40節〕
40 ヨハネよりきてイエスにしたがひし二人ふたりのうち一人ひとりは、シモン・ペテロの兄弟きゃうだいアンデレなり。
〔ヨハネ傳6章8節〕
8 弟子でし一人ひとりにてシモン・ペテロの兄弟きゃうだいなるアンデレ
〔ヨハネ傳12章21節〕
21 ガリラヤなるベツサイダのピリポにきたり、請󠄃ひてふ『きみよ、われらイエスにまみえんことをねがふ』
〔ヨハネ傳12章22節〕
22 ピリポきてアンデレにげ、アンデレとピリポとともきてイエスにぐ。
〔使徒行傳1章13節〕
13 すでりてそのとゞまりをる高樓たかどののぼる。ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびアンデレ、ピリポおよびトマス、バルトロマイおよびマタイ、アルパヨのヤコブ、熱心ねっしんたうのシモンおよびヤコブのユダなり。
Bartholomew
〔マタイ傳10章3節〕
3 ピリポおよびバルトロマイ、トマスおよ取税人しゅぜいにんマタイ、アルパヨのヤコブおよびタダイ、
〔ルカ傳6章14節〕
14 すなはちペテロとづけたまひしシモンと兄弟きゃうだいアンデレと、ヤコブとヨハネと、ピリポとバルトロマイと、
〔使徒行傳1章13節〕
13 すでりてそのとゞまりをる高樓たかどののぼる。ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびアンデレ、ピリポおよびトマス、バルトロマイおよびマタイ、アルパヨのヤコブ、熱心ねっしんたうのシモンおよびヤコブのユダなり。
Canaanite
無し
James
〔マタイ傳10章3節〕
3 ピリポおよびバルトロマイ、トマスおよ取税人しゅぜいにんマタイ、アルパヨのヤコブおよびタダイ、
〔マタイ傳13章55節〕
55 これ木匠たくみにあらずや、はははマリヤ、兄弟きゃうだいはヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダにあらずや。
〔マルコ傳6章3節〕
3 ひと木匠たくみにして、マリヤの、またヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟きゃうだいならずや、姉妹しまい此處ここわれらとともにをるにあらずや』遂󠄅つひかれつまづけり。
〔ルカ傳6章15節〕
15 マタイとトマスと、アルパヨのヤコブと熱心ねっしんたうばるるシモンと、
〔使徒行傳15章13節〕
13 かれらのかた終󠄃へしのち、ヤコブこたへてふ 『兄弟きゃうだいたちよ、われけ、
〔使徒行傳21章18節〕
18 翌󠄃日よくじつパウロわれらとともにヤコブのもときしに、長老ちゃうらうたちみなあつまりたり。
〔コリント前書9章5節〕
5 われらはほか使徒しとたち、しゅ兄弟きゃうだいたちおよびケパのごとく姉妹しまいたるつまたづさふるけんなきか。
〔コリント前書15章7節〕
7 つぎにヤコブにあらはれ、つぎにすべての使徒しとあらはれ、
〔ガラテヤ書1章19節〕
19 しゅ兄弟きゃうだいヤコブのほかいづれ使徒しとにもはざりき。
〔ガラテヤ書2章9節〕
9 またわれたまはりたる恩惠めぐみをさとりて、はしらおもはるるヤコブ、ケパ、ヨハネは、交誼まじはりしるしとしてわれとバルナバとに握手あくしゅせり。これはわれらが異邦人いはうじんにゆき、かれらが割󠄅禮かつれいあるものかんためなり。
〔ヤコブ書1章1節〕
1 かみおよびしゅイエス・キリストのしもべヤコブ、十二じふにやから平󠄃安へいあんいのる。
Judas the brother of James
〔ユダ書1章1節〕
1 イエス・キリストのしもべにしてヤコブの兄弟きゃうだいなるユダ、ふみされたるもの、すなはち父󠄃ちちなるかみあいせられ、イエス・キリストのためまもらるるものおくる。
Levi
〔ルカ傳6章15節〕
15 マタイとトマスと、アルパヨのヤコブと熱心ねっしんたうばるるシモンと、
Matthew
〔マタイ傳9章9節〕
9 イエス此處ここより進󠄃すゝみて、マタイといふひと收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われしたがへ』とたまへば、ちてしたがへり。
〔マルコ傳2章14節〕
14 かく過󠄃くとき、アルパヨのレビの、收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われにしたがへ』とたまへば、ちてしたがへり。
〔ルカ傳5章27節〕
27 このことのちイエスでて、レビといふ取税人しゅぜいにん收税所󠄃しうぜいしょしをるをて『われにしたがへ』とたまへば、~(29) レビおのいへにて、イエスのためおほいなる饗宴ふるまひまうけしに、取税人しゅぜいにんおよびほか人々ひとびとおほく、食󠄃事しょくじせきつらなりゐたれば、 〔ルカ傳5章29節〕
〔ルカ傳6章15節〕
15 マタイとトマスと、アルパヨのヤコブと熱心ねっしんたうばるるシモンと、
Philip
〔ヨハネ傳1章43節〕
43 くるイエス、ガリラヤにかんとし、ピリポにあひてたまふ『われにしたがへ』~(45) ピリポ、ナタナエルに遇󠄃ひてふ『われらはモーセが律法おきてしるししところ、預言者よげんしゃたちがしるしし所󠄃ところもの遇󠄃へり、ヨセフのナザレのイエスなり』 〔ヨハネ傳1章45節〕
〔ヨハネ傳6章5節〕
5 イエスをあげておほいなる群衆ぐんじゅうのきたるをてピリポにたまふ『われら何處いづこよりパンをひて、人々ひとびと食󠄃くらはすべきか』~(7) ピリポこたへてふ『ひゃくデナリのパンありとも、人々ひとびとすこしづつくるになほらじ』 〔ヨハネ傳6章7節〕
〔ヨハネ傳14章8節〕
8 ピリポふ『しゅよ、父󠄃ちちわれらにしめたまへ、らばれり』
〔ヨハネ傳14章9節〕
9 イエスたまふ『ピリポ、われかくひさしくなんぢらとともりしに、われらぬか。われもの父󠄃ちちしなり、如何いかなれば「われらに父󠄃ちちしめせ」とふか。
Simon
〔マタイ傳10章4節〕
4 熱心ねっしんたうのシモンおよびイスカリオテのユダ、このユダはイエスをりしものなり。
〔ルカ傳6章15節〕
15 マタイとトマスと、アルパヨのヤコブと熱心ねっしんたうばるるシモンと、
〔使徒行傳1章13節〕
13 すでりてそのとゞまりをる高樓たかどののぼる。ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびアンデレ、ピリポおよびトマス、バルトロマイおよびマタイ、アルパヨのヤコブ、熱心ねっしんたうのシモンおよびヤコブのユダなり。
Thaddaeus
〔マタイ傳10章3節〕
3 ピリポおよびバルトロマイ、トマスおよ取税人しゅぜいにんマタイ、アルパヨのヤコブおよびタダイ、
〔ルカ傳6章16節〕
16 ヤコブの《[*]》ユダとイスカリオテのユダとなり。このユダはイエスをものとなりたり。[*或は「兄弟」と譯す。]
〔ヨハネ傳14章22節〕
22 イスカリオテならぬユダふ『しゅよ、なにゆゑおのれをわれらにあらはして、にはあらはたまはぬか』
〔使徒行傳1章13節〕
13 すでりてそのとゞまりをる高樓たかどののぼる。ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびアンデレ、ピリポおよびトマス、バルトロマイおよびマタイ、アルパヨのヤコブ、熱心ねっしんたうのシモンおよびヤコブのユダなり。
〔ユダ書1章1節〕
1 イエス・キリストのしもべにしてヤコブの兄弟きゃうだいなるユダ、ふみされたるもの、すなはち父󠄃ちちなるかみあいせられ、イエス・キリストのためまもらるるものおくる。
Thomas
〔ヨハネ傳11章16節〕
16 デドモととなふるトマス、ほか弟子でしたちにふ『われらもきてかれともぬべし』
〔ヨハネ傳20章24節〕
24 イエスきたたまひしとき、十二じふに弟子でし一人ひとりデドモととなふるトマスともにらざりしかば、~(29) イエスたまふ『なんぢわれしによりて《[*]》しんじたり、ずしてしんずるもの幸福さいはひなり』[*或は「信ずるか」と譯す。]
〔ヨハネ傳20章29節〕
〔ヨハネ傳21章2節〕
2 シモン・ペテロ、デドモととなふるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイのおよびほかの弟子でし二人ふたりもともにりしに、
〔使徒行傳1章13節〕
13 すでりてそのとゞまりをる高樓たかどののぼる。ペテロ、ヨハネ、ヤコブおよびアンデレ、ピリポおよびトマス、バルトロマイおよびマタイ、アルパヨのヤコブ、熱心ねっしんたうのシモンおよびヤコブのユダなり。

前に戻る 【マルコ傳3章19節】

およびイスカリオテのユダ、このユダはイエスをりしなり。
   かくてイエスいへたまひしに、
And Judas Iscariot, which also betrayed him: and they went into an house.


Judas
〔マタイ傳26章14節〕
14 ここに十二じふに弟子でし一人ひとりイスカリオテのユダといふもの祭司長さいしちゃうらのもとにゆきてふ~(16) ユダこのときよりイエスをわたさんとをりうかゞふ。
〔マタイ傳26章16節〕
〔マタイ傳26章47節〕
47 なほかたたまふほどに、よ、十二じふに弟子でし一人ひとりなるユダきたる、祭司長さいしちゃうたみ長老ちゃうらうらより遣󠄃つかはされたるおほいなる群衆ぐんじゅうつるぎぼうとをもちてこれ伴󠄃ともなふ。
〔マタイ傳27章3節〕
3 こゝにイエスをりしユダ、そのさだめられたまひしをい、祭司長さいしちゃう長老ちゃうらうらに、かの三十さんじふぎんをかへしてふ、~(5) かれそのぎん聖󠄄所󠄃せいじょげすててり、ゆきてみづかくびれたり。 〔マタイ傳27章5節〕
〔ヨハネ傳6章64節〕
64 されどなんぢらのうちしんぜぬものどもあり』イエスはじめよりしんぜぬものどもはたれ、おのれをものたれなるかをたまへるなり。
〔ヨハネ傳6章71節〕
71 イスカリオテのシモンのユダをしてたまへるなり、かれ十二じふに弟子でし一人ひとりなれど、イエスをらんとするものなり。
〔ヨハネ傳12章4節〕
4 御弟子みでし一人ひとりにてイエスをらんとするイスカリオテのユダふ、~(6) かくへるは貧󠄃まづしきものおもゆゑにあらず、おのれ盜人ぬすびとにして財嚢かねいれあづかり、そのなか納󠄃をさむるものかすめゐたればなり。 〔ヨハネ傳12章6節〕
〔ヨハネ傳13章2節〕
2 夕餐󠄃ゆふげのとき惡魔󠄃あくまはやくもシモンのイスカリオテのユダのこゝろに、イエスをらんとするおもひれたるが、
〔ヨハネ傳13章26節〕
26 イエスこたたまふ『わが一撮ひとつまみ食󠄃物くひものひたしてあたふるものそれなり』かく一撮ひとつまみ食󠄃物くひものひたしてシモンのイスカリオテのユダにあたへたまふ。~(30) ユダ一撮ひとつまみ食󠄃物くひものくるや、たゞちにづ、ときよるなりき。
〔ヨハネ傳13章30節〕
〔使徒行傳1章16節〕
16兄弟きゃうだいたちよ、イエスをとらふるものどもの手引てびきとなりしユダにつきて、聖󠄄せいれいダビデのくちによりてあらかじめたまひし聖󠄄書せいしょは、かならず成就じゃうじゅせざるをざりしなり。~(25) ‹b44c001v025› 〔使徒行傳1章25節〕
into an house

前に戻る 【マルコ傳3章20節】

群衆ぐんじゅうまたあつまきたりたれば、食󠄃事しょくじするひまもなかりき。
And the multitude cometh together again, so that they could not so much as eat bread.


so that
〔マルコ傳3章9節〕
9 イエス群衆ぐんじゅうのおしなやますを逃󠄄のがれんとて、小舟こぶねそなくことを弟子でしめいたまふ。
〔マルコ傳6章31節〕
31 イエスたまふ『なんぢらひと避󠄃け、さびしきところに、いざきたりてしばいこへ』これは徃來ゆききひとおほくして、食󠄃しょくするひまだになかりしゆゑなり。
〔ルカ傳6章17節〕
17 イエスこれとともにくだりて、平󠄃たひらかなるところたまひしに、弟子でしおほいなる群衆ぐんじゅうおよびユダヤ全󠄃國ぜんこく、エルサレム又󠄂またツロ、シドンの海邊うみべよりきたりてあるひをしへかんとし、あるひやまひいやされんとするたみおほいなるむれも、そこにあり。
〔ヨハネ傳4章31節〕
31 このあひだ弟子でしたち請󠄃ひてふ『ラビ、食󠄃しょくたまへ』~(34) イエスたまふ『われを遣󠄃つかはたまへるもの御意󠄃みこゝろおこなひ、その御業みわざをなし遂󠄅ぐるは、これわが食󠄃物しょくもつなり。 〔ヨハネ傳4章34節〕

前に戻る 【マルコ傳3章21節】

その親族みうちものこれをき、イエスを取押とりおさへんとてきたる、イエスをくるへりとひてなり。
And when his friends heard of it, they went out to lay hold on him: for they said, He is beside himself.


He is
〔列王紀略下9章11節〕
11 かくてヱヒウそのしゆ臣僕しもべもとにいできたりたれば一人ひとりこれ平󠄃安へいあんなるやこのくるへものなにのためになんぢにきたりしやヱヒウこたへて汝等なんぢらはかのひとしれりまたそのいふところをしるなりとふに
〔エレミヤ記29章26節〕
26 ヱホバなんぢ祭司さいしヱホヤダにかへ祭司さいしとなしなんぢらをヱホバのいへ監督つかさとなしたまふこはすべて狂妄くるかつみづから預言者よげんしやなりといふものひとや桎梏あしがせにつながしめんためなり
〔ホセア書9章7節〕
7 刑罰けいばつきたり應報むくいきたれりイスラエルこれをしら預言者よげんしやおろかなるものれいかんじたるものはくるへるものなりこれなんぢあくおほくなんぢ怨恨うらみおほいなるに
〔ヨハネ傳10章20節〕
20 そのうちなるおほくのものいふ『かれは惡鬼あくきかれてくるへり、なにこれにきくか』
〔使徒行傳26章24節〕
24 パウロ辯明べんめいしつつあるとき、フェスト大聲おほごゑふ『パウロよ、なんぢ狂氣きゃうきせり、博學はくがくなんぢを狂氣きゃうきせしめたり』
〔コリント後書5章13節〕
13 我等われらもしこゝろくるへるならば、かみためなり、こゝろたしかならば、なんぢらのためなり。
friends
〔マルコ傳3章31節〕
31 こゝにイエスのはは兄弟きゃうだいきたりてそとち、ひと遣󠄃つかはしてイエスをばしむ。
〔ヨハネ傳7章3節〕
3 兄弟きゃうだいたちイエスにふ『なんぢのおこなわざ弟子でしたちにもせんために、此處ここりてユダヤにけ。~(10) しかして兄弟きゃうだいたちの、まつりにのぼりたるのち、あらはならでしのびやかにのぼたまふ。 〔ヨハネ傳7章10節〕
when
〔マルコ傳3章19節〕
19 およびイスカリオテのユダ、このユダはイエスをりしなり。
   かくてイエスいへたまひしに、

前に戻る 【マルコ傳3章22節】

又󠄂またエルサレムよりくだれる學者がくしゃたちも『かれはベルゼブルにかれたり』とひ、かつ『惡鬼あくきかしらによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』とふ。
And the scribes which came down from Jerusalem said, He hath Beelzebub, and by the prince of the devils casteth he out devils.


He hath
〔詩篇22章6節〕
6 しかはあれどわれはむしにしてひとにあらず にそしられたみにいやしめらる
〔マタイ傳9章34節〕
34 しかるにパリサイびといふ『かれは惡鬼あくきかしらによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』
〔マタイ傳10章25節〕
25 弟子でしはそののごとく、しもべはそのしゅごとくならばれり。もし家主いへあるじをベルゼブルとびたらんには、ましてそのいへものをや。
〔マタイ傳12章24節〕
24 しかるにパリサイびとききてふ『このひと惡鬼あくきかしらベルゼブルによらでは惡鬼あくき逐󠄃いだすことなし』
〔ルカ傳11章15節〕
15 うちあるものどもふ『かれは惡鬼あくきかしらベルゼブルによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』
〔ヨハネ傳7章20節〕
20 群衆ぐんじゅうこたふ『なんぢは惡鬼あくきかれたり、なんぢころさんとするぞ』
〔ヨハネ傳8章48節〕
48 ユダヤびとこたへてふ『なんぢはサマリヤびとにて惡鬼あくきかれたるものなりと、われらがへるはうべならずや』
〔ヨハネ傳8章52節〕
52 ユダヤびといふ『いまぞ、なんぢが惡鬼あくきかれたるをる。アブラハムも預言者よげんしゃたちもにたり、しかるになんぢは「ひともしことばまもらば、永遠󠄄とこしへあぢははざるべし」とふ。
〔ヨハネ傳10章22節〕
22 そのころエルサレムにみや潔󠄄きよめまつりあり、ときふゆなり。
which
〔マタイ傳15章1節〕
1 こゝにパリサイびと學者がくしゃら、エルサレムよりきたりてイエスにふ、
〔マルコ傳7章1節〕
1 パリサイびと學者がくしゃらとエルサレムよりきたりてイエスのもとあつまる。
〔ルカ傳5章17節〕
17 あるイエスをしへをなしたまふとき、ガリラヤの村々むらむら、ユダヤおよびエルサレムよりきたりしパリサイびと敎法けうほふ學者がくしゃら、そこにしゐたり。やまひいやすべきしゅ能力ちからイエスとともにありき。

前に戻る 【マルコ傳3章23節】

イエスかれらをびよせ、たとへにてたまふ『サタンは、いかでサタンを逐󠄃いだんや。
And he called them unto him, and said unto them in parables, How can Satan cast out Satan?


How
〔マタイ傳12章25節〕
25 イエスかれらのおもひりてたまふ『すべて分󠄃わかあらそくにはほろび、分󠄃わかあらそまちまたいへはたたず。~(30) われともならぬものわれにそむき、われとともにあつめぬものちらすなり。 〔マタイ傳12章30節〕
〔ルカ傳11章17節〕
17 イエスそのおもひりてたまふ『すべて分󠄃わかあらそくにほろび、分󠄃わかあらそいへたふる。~(23) われともならぬものわれにそむき、われともあつめぬものちらすなり。 〔ルカ傳11章23節〕
in parables
〔詩篇49章4節〕
4 われみゝ喩言たとへにかたぶけことをならしてわが幽玄かすかなることばをときあらはさん
〔マタイ傳13章34節〕
34 イエスすべてこれのことを、たとへにて群衆ぐんじゅうかたりたまふ、たとへならでは何事なにごとかたたまはず。

前に戻る 【マルコ傳3章24節】

もしくに分󠄃わかあらそはば、くにつことあたはず。
And if a kingdom be divided against itself, that kingdom cannot stand.


(Whole verse)
〔士師記9章23節〕
23 かみアビメレクとシケムのたみのあひだにあくをおくりたまひたればシケムのたみアビメレクをあざむくにいたる
〔士師記12章1節〕
1 エフライムの人々ひと〴〵つどひてきたにゆきヱフタにいひけるはなんぢ何故なにゆゑきてアンモンの子孫ひと〴〵たゝかひながらわれらをまねきてなんぢとともにゆかせざりしやわれをもてなんぢいへなんぢとともにくべしと~(6) またこれ請󠄃ふシボレテといへといふにかれその音󠄃おんたゞしくいひずしてセボレテといへばすなはちこれひきとらへてヨルダンのわたしころせりそのときにエフライムびとのたふれしものまん二千にんなりき
〔士師記12章6節〕
〔サムエル後書20章1節〕
1 こゝ一人ひとりよこしまなるひとありそのをシバといビクリのにしてベニヤミンびとなりかれ喇叭らつぱふきていひけるは我儕われらはダビデのうち分󠄃ぶんなし又󠄂またヱサイののうちに產業さんげふなしイスラエルよ各人おの〳〵そのてんまくかへれよと
〔サムエル後書20章6節〕
6 こゝにおいてダビデ、アビシヤイにいひけるはビクリのシバいま我儕われらにアブサロムよりもおほくの害󠄅がいをなさんとすなんぢしゆ臣僕けらい率󠄃ひきゐてかれあと追󠄃おそらくはかれ堅固けんごなる城邑まち我儕われら逃󠄄のがれんと
〔列王紀略上12章16節〕
16 かくイスラエルみなわうおのれきかざるをたりこゝにおいてたみわうこたへていひけるは我儕われらダビデのうちなに分󠄃ぶんあらんやヱサイのうち產業さんげふなしイスラエルよ爾等なんぢらてんまくかへれダビデよいまなんぢいへよとしかしてイスラエルはそのてんまくりゆけり
〔イザヤ書9章20節〕
20 ひとみぎにつかめどもなほうゑ ひだりに食󠄃くらへどもなほあかず おのおのそのうでにくをくらふべし
〔イザヤ書9章21節〕
21 マナセはエフライムを エフライムはマナセをくらひ 又󠄂またかれら相合あひ〳〵てユダをめん しかはあれどヱホバのいかりやまずしてなほそのをのばしたまふ
〔イザヤ書19章2節〕
2 われエジプトびとをたけびいさましめてエジプトびとせめしめんかくてかれら各自おの〳〵その兄弟きやうだいをせめおのおのそのとなりをせめ まちまちをせめくにはくにをせむべし
〔イザヤ書19章3節〕
3 エジプトびと靈魂たましひうせてそのなかむなしくならん われその謀略はかりごとをほろぼすべし かれらは偶像ぐうざうおよび呪文じゆもんをとなふるもの巫女みこ魔󠄃術者まじゆつしやにもとむることを
〔エゼキエル書37章22節〕
22 そのおいなんぢらをひとつたみとなしてイスラエルの山々やま〳〵にをらしめん一人ひとりわう彼等かれら全󠄃體すべてわうたるべし彼等かれらかさねふたつたみとなることあらずふたゝふたつくに分󠄃わかれざるべし
〔ゼカリヤ書11章14節〕
14 われまたむすびといふつゑれりこれユダとイスラエルのあひだ和好よしみたゝんとてなりき
〔ヨハネ傳17章21節〕
21 これみなひとつとならんためなり。父󠄃ちちよ、なんぢわれいまし、われなんぢにるごとく、かれらもわれらにらんためなり、これなんぢのわれ遣󠄃つかはたまひしことをしんぜんためなり。
〔コリント前書1章10節〕
10 兄弟きゃうだいよ、われらのしゅイエス・キリストのりてなんぢらにすゝむ、おのおのかたるところをおなじうし、分󠄃爭ぶんさうすることなくおなこゝろ、おなじおもひにて全󠄃まったひとつになるべし。~(13) キリストは分󠄃わかたるるものならんや、パウロはなんぢらのため十字架じふじかにつけられしや、なんぢらパウロのりてバプテスマをけしや。 〔コリント前書1章13節〕
〔エペソ書4章3節〕
3 平󠄃和へいわつなぎのうちにつとめて御靈みたまたま一致いっちまもれ。~(6) すべてのもの父󠄃ちちなるかみひとつなり。かみすべてのもののうへいまし、すべてのものをつらぬき、すべてのもののうちいましたまふ。 〔エペソ書4章6節〕

前に戻る 【マルコ傳3章25節】

もしいへ分󠄃わかあらそはば、いへつことあたはざるべし。
And if a house be divided against itself, that house cannot stand.


(Whole verse)
〔創世記13章7節〕
7 斯有かゝりしかばアブラムの家畜かちく牧者ぼくしやとロトの家畜かちく牧者ぼくしやあひだ競爭あらそひありきカナンびととペリジびと此時このときその居住󠄃すめ
〔創世記13章8節〕
8 アブラム、ロトにいひけるは我等われら兄弟きやうだいひとなれば請󠄃われなんぢあひだおよびわが牧者ぼくしやなんぢ牧者ぼくしやあひだ競爭あらそひあらしむるなか
〔創世記37章4節〕
4 その兄弟きやうだい父󠄃ちゝがそのすべて兄弟きやうだいよりもふかかれあいするをかれにく穩和やはらかかれにものいふことをせざりき
〔詩篇133章1節〕
1 よはらからあひむつみてともにをるはいかによくいかにたのしきかな
〔ガラテヤ書5章15節〕
15 こゝろせよ、たがひ食󠄃くらはばあひともほろぼされん。
〔ヤコブ書3章16節〕
16 ねたみ黨派心たうはしんとある所󠄃ところにはみだれ各樣さまざましきわざとあればなり。

前に戻る 【マルコ傳3章26節】

しサタンおのれ逆󠄃さからひて分󠄃わかあらそはば、つことあたはず、かへつてほろてん。
And if Satan rise up against himself, and be divided, he cannot stand, but hath an end.


前に戻る 【マルコ傳3章27節】

たれにてもつよものしばらずば、つよものいへりて家財かざいうばふことあたはじ、しばりてのちそのいへうばふべし。
No man can enter into a strong man's house, and spoil his goods, except he will first bind the strong man; and then he will spoil his house.


(Whole verse)
〔創世記3章15節〕
15 又󠄂またわれなんぢ婦󠄃をんなあひだおよびなんぢ苗裔すゑ婦󠄃をんな苗裔すゑあひだ怨恨うらみおかかれなんぢかしらくだなんぢかれくびすくだかん
〔イザヤ書27章1節〕
1 そのヱホバはかたおほいいなるつよきつるぎをもて 疾走とくはしるへびレビヤタンまがりうねるへびレビヤタンをばつしまたうみにあるわにをころしたまふべし
〔イザヤ書49章24節〕
24 勇士ますらをがうばひたる掠物えものをいかでとりかへし 强暴者あらちをがかすめたるとりこをいかですくひいだすことをんや~(26) われなんぢを虐󠄃しへたぐるものにそのにくをくらはせ またそのをあたらしきさけのごとくにのませてゑはしめん しかして萬民よろづのたみはわがヱホバにしてなんぢをすくふものなんぢをあがなふものヤコブの全󠄃能者ぜんのうしやなることをるべし 〔イザヤ書49章26節〕
〔イザヤ書53章12節〕
12 このゆゑにわれかれをしておほいなるものとともにものをわかちとらしめん かれはつよきものとともに掠物えものをわかちとるべし かれはおのが靈魂たましひをかたぶけてにいたらしめとがあるものとともにかぞへられたればなり かれはおほくのひとつみをおひとがあるもののためにとりなしをなせり
〔イザヤ書61章1節〕
1 しゆヱホバのみたまわれにのぞめり こはヱホバわれにあぶらをそそぎて貧󠄃まづしきものに福音󠄃ふくいんをのべつたふることをゆだね われをつかはしてこゝろいためるものをいやし俘囚とらはれびとにゆるしをつげ いましめられたるものに解放ときはなちをつげ
〔マタイ傳12章29節〕
29 ひとまづつよものしばらずば、いかでつよものいへりて、その家財かざいうばふことをん、しばりてのちそのいへうばふべし。
〔ルカ傳10章17節〕
17 しちじふにんよろこびかへりてふ『しゅよ、なんぢによりて惡鬼あくきすらわれらに服󠄃ふくす』~(20) れどれいなんぢらに服󠄃ふくするをよろこぶな、なんぢらのてんしるされたるをよろこべ』
〔ルカ傳10章20節〕
〔ルカ傳11章21節〕
21 つよきもの武具󠄄ぶぐをよろひておの屋敷やしきまもるときは、所󠄃有もちもの安全󠄃あんぜんなり。~(23) われともならぬものわれにそむき、われともあつめぬものちらすなり。 〔ルカ傳11章23節〕
〔ヨハネ傳12章31節〕
31 いまこの審判󠄄さばききたれり、いまこのきみ逐󠄃いださるべし。
〔ロマ書16章20節〕
20 平󠄃和へいわかみ速󠄃すみやかにサタンをなんぢらのあししたくだたまふべし。
   ねがはくはわれらのしゅイエスの恩惠めぐみ、なんぢらとともらんことを。
〔エペソ書6章10節〕
10 終󠄃をはりはん、なんぢしゅにありて大能たいのう勢威いきほひりてつよかれ。~(13) このゆゑかみ武具󠄄ぶぐれ、なんぢしき遭󠄃ひてあたちむかひ、すべてのこと成就じゃうじゅしてんためなり。 〔エペソ書6章13節〕
〔コロサイ書2章15節〕
15 政治まつりごと權威けんゐとをぎてこれ公然おほやけしめし、十字架じふじかによりて凱旋がいせんたまへり。
〔ヘブル書2章14節〕
14 はともに血肉けつにく具󠄄そなふれば、しゅもまたおなじくこれ具󠄄そなたまひしなり。これは權力ちからつもの、すなは惡魔󠄃あくまによりてほろぼし、
〔ヨハネ第一書3章8節〕
8 つみおこなふものは惡魔󠄃あくまよりづ、惡魔󠄃あくまはじめよりつみをかせばなり。かみあらはたまひしは、惡魔󠄃あくまわざこぼたんためなり。
〔ヨハネ第一書4章4節〕
4 若子わくごよ、なんぢらはかみよりでしものにしてすでかれらに勝󠄃てり。なんぢらに居給ゐたまものものよりもおほいなればなり。
〔ヨハネ黙示録12章7節〕
7 かくてん戰爭いくさおこれり、ミカエルおよびその使つかひたち龍󠄇たつとたたかふ。龍󠄇たつもその使つかひたちもこれたゝかひしが、~(9) かのおほいなる龍󠄇たつ、すなはち惡魔󠄃あくまばれ、サタンとばれたる全󠄃世界ぜんせかいをまどはすふるへびおとされ、おとされ、その使つかひたちもともおとされたり。 〔ヨハネ黙示録12章9節〕
〔ヨハネ黙示録20章1節〕
1 われまた一人ひとり御使みつかひそこなき所󠄃ところかぎおほいなるくさりとをちて、てんよりくだるをたり。~(3) そこなき所󠄃ところ込󠄃めて、そのうへ封印ふういんし、千年せんねん終󠄃をはるまでは諸國しょこくたみまどはすことなからしむ。そののち暫時しばしのあひだはなさるべし。
〔ヨハネ黙示録20章3節〕

前に戻る 【マルコ傳3章28節】

まことなんぢらにぐ、ひとらのすべてのつみと、けがすけがしとはゆるされん。
Verily I say unto you, All sins shall be forgiven unto the sons of men, and blasphemies wherewith soever they shall blaspheme:


(Whole verse)
〔マタイ傳12章31節〕
31 このゆゑなんぢらにぐ、ひとすべてのつみけがしとはゆるされん、されど御靈みたまけがすことはゆるされじ。
〔マタイ傳12章32節〕
32 たれにてもことばをもてひと逆󠄃さからものゆるされん、れどことばをもて聖󠄄せいれい逆󠄃さからものは、このにてものちにてもゆるされじ。
〔ルカ傳12章10節〕
10 おほよことばをもてひと逆󠄃さからものゆるされん。れど聖󠄄せいれいけがすものはゆるされじ。
〔ヘブル書6章4節〕
4 ひとたびてらされててんよりの賜物たまものあぢはひ、聖󠄄せいれいあづかものとなり、~(8) されどいばらあざみとをしゃうぜば、てられ、かつのろひ近󠄃ちかく、そのてはかるるなり。
〔ヘブル書6章8節〕
〔ヘブル書10章26節〕
26 我等われらもし眞理しんり知識ちしきをうけたるのち、ことさらにつみをかしてめずば、つみのために犧牲いけにへもはやし。~(31) けるかみ御手みておちいるはおそるべきかな。
〔ヘブル書10章31節〕
〔ヨハネ第一書5章16節〕
16 ひともし兄弟きゃうだいいたらぬつみをかすをば、かみもとむべし。らばかれに、いたらぬつみをか人々ひとびと生命いのちあたたまはん。いたつみあり、われこれにきて請󠄃ふべしとはず。

前に戻る 【マルコ傳3章29節】

れど聖󠄄せいれいをけがすものは、永遠󠄄とこしへゆるされず、永遠󠄄とこしへつみさだめらるべし』
But he that shall blaspheme against the Holy Ghost hath never forgiveness, but is in danger of eternal damnation:


but is
〔マタイ傳25章46節〕
46 かくて、これらのものりて永遠󠄄とこしへ刑罰けいばつにいり、たゞしきもの永遠󠄄とこしへ生命いのちらん』
〔マルコ傳12章40節〕
40 また寡婦󠄃やもめらのいへみ、外見みえをつくりてながいのりをなす。そのくる審判󠄄さばきさらきびしからん』
〔テサロニケ後書1章9節〕
9 かゝものどもはしゅかほと、その能力ちから榮光えいくわうとをはなれて、かぎりなき滅亡ほろび刑罰けいばつくべし。
〔ユダ書1章7節〕
7 ソドム、ゴモラおよびその周󠄃圍まはり町々まちまちまたこれとおなじく、淫行いんかうふけり、背倫はいりんにくよくはしり、永遠󠄄とこしへ刑罰けいばつをうけてかゞみとせられたり。
〔ユダ書1章13節〕
13 おのがはぢいだうみのあらきなみ、さまよふほしなり。かれらのため暗󠄃くらやみ、とこしへにたくはかれたり。

前に戻る 【マルコ傳3章30節】

これはかれらイエスを『けがれしれいかれたり』とへるがゆゑなり。

Because they said, He hath an unclean spirit.


(Whole verse)
〔マルコ傳3章22節〕
22 又󠄂またエルサレムよりくだれる學者がくしゃたちも『かれはベルゼブルにかれたり』とひ、かつ『惡鬼あくきかしらによりて惡鬼あくき逐󠄃いだすなり』とふ。
〔ヨハネ傳10章20節〕
20 そのうちなるおほくのものいふ『かれは惡鬼あくきかれてくるへり、なにこれにきくか』

前に戻る 【マルコ傳3章31節】

こゝにイエスのはは兄弟きゃうだいきたりてそとち、ひと遣󠄃つかはしてイエスをばしむ。
There came then his brethren and his mother, and, standing without, sent unto him, calling him.


(Whole verse)
〔マタイ傳12章46節〕
46 イエスなほ群衆ぐんじゅうにかたり居給ゐたまふとき、よ、そのはは兄弟きゃうだいたちと、かれものはんとてそとつ。~(48) イエスげしものこたへてひたまふ『わがははとはたれぞ、わが兄弟きゃうだいとはたれぞ』 〔マタイ傳12章48節〕
〔ルカ傳8章19節〕
19 さてイエスのはは兄弟きゃうだいきたりたれど、群衆ぐんじゅうによりて近󠄃ちかづくことあたはず。~(21) こたへてひたまふ『わがはは、わが兄弟きゃうだいは、かみことばき、かつおこなこれらのものなり』
〔ルカ傳8章21節〕

前に戻る 【マルコ傳3章32節】

群衆ぐんじゅうイエスをめぐりてしたりしが、あるものいふ『よ、なんぢのはは兄弟きゃうだい姉妹しまいそとにありてなんぢ尋󠄃たづぬ』
And the multitude sat about him, and they said unto him, Behold, thy mother and thy brethren without seek for thee.


前に戻る 【マルコ傳3章33節】

イエスこたへてたまふ『わがはは、わが兄弟きゃうだいとはたれぞ』
And he answered them, saying, Who is my mother, or my brethren?


Who
〔申命記33章9節〕
9 かれはその父󠄃ちちまたはそのはゝにつきていへわれはこれをずと又󠄂またかれ自己おのれ兄弟きやうだい認󠄃みとめずまた自己おのれ子等こども顧󠄃かへりみざりきはなんぢのことば遵󠄅したがひなんぢ契󠄅約けいやくまもりてなり
〔ルカ傳2章49節〕
49 イエスひたまふ『なにゆゑわれを尋󠄃たづねたるか、われは《[*]》わが父󠄃ちちいへるべきをらぬか』[*或は「我が父󠄃の事を務むべきを知らぬか」と譯す。]
〔ヨハネ傳2章4節〕
4 イエスたまふ『をんなよ、われなんぢとなにの關係かゝはりあらんや、ときいまきたらず』
〔コリント後書5章16節〕
16 さればいまよりのちわれにくによりてひとるまじ、かつにくによりてキリストをりしが、いまよりのちかくごとくにることをせじ。
or
〔マルコ傳3章21節〕
21 その親族みうちものこれをき、イエスを取押とりおさへんとてきたる、イエスをくるへりとひてなり。
〔マルコ傳6章3節〕
3 ひと木匠たくみにして、マリヤの、またヤコブ、ヨセ、ユダ、シモンの兄弟きゃうだいならずや、姉妹しまい此處ここわれらとともにをるにあらずや』遂󠄅つひかれつまづけり。
〔ヨハネ傳7章3節〕
3 兄弟きゃうだいたちイエスにふ『なんぢのおこなわざ弟子でしたちにもせんために、此處ここりてユダヤにけ。~(5) これその兄弟きゃうだいたちもイエスをしんぜぬゆゑなり。 〔ヨハネ傳7章5節〕

前に戻る 【マルコ傳3章34節】

かく周󠄃圍まはりする人々ひとびと見囘みまはしてひたまふ『よ、これははは、わが兄弟きゃうだいなり。
And he looked round about on them which sat about him, and said, Behold my mother and my brethren!


Behold
〔詩篇22章22節〕
22 われなんぢのをわが兄弟はらからにのべつたへ なんぢをつどひのなかにてほめたたへん
〔雅歌4章9節〕
9 わがいもわが新婦󠄃はなよめよ なんぢはわがこゝろうばへり なんぢはたゞ一目ひとめをもてまた頸玉くびたまひとつをもてわがこゝろをうばへり
〔雅歌4章10節〕
10 わがいもわが新婦󠄃はなよめよ なんぢのあいたのしきかな なんぢのあいさけよりもはるかにすぐれ なんぢの香膏にほひあぶらかをり一切すべて香物かうものよりもすぐれたり
〔雅歌5章1節〕
1 わがいもわがはなよめよ われはわがそのにいり わが沒藥もつやく薫物かをりものとをり わが蜜房みつぶさみつとを食󠄃くらひ わがさけとわが乳󠄃ちゝとをのめり わが伴󠄃侶等ともだち請󠄃食󠄃くらへ わがあいする人々ひと〴〵請󠄃のみあけよ
〔雅歌5章2節〕
2 われはねむりたれどもわがこゝろさまゐたり ときにわがあいするものこゑあり すなはちかどをたたきていふ わがいもわが佳耦とも わが鴿はと わがまたきものよ われのためにひらけ わがかうべにはつゆ滿ち わがかみには點滴しづくみてりと
〔マタイ傳12章49節〕
49 かくをのべ、弟子でしたちをしてひたまふ『よ、これははは、わが兄弟きゃうだいなり。
〔マタイ傳12章50節〕
50 たれにてもてんにいます父󠄃ちち御意󠄃みこゝろをおこなふものは、すなは兄弟きゃうだい、わが姉妹しまい、わがははなり』
〔マタイ傳25章40節〕
40 わうこたへてはん「まことになんぢらにぐ、わが兄弟きゃうだいなるこれのいとちひさもの一人ひとりになしたるは、すなはわれしたるなり」~(45) ここにわうこたへてはん「まことになんぢらにぐ、これのいとちひさきものの一人ひとりさざりしは、すなはわれになさざりしなり」と。 〔マタイ傳25章45節〕
〔マタイ傳28章10節〕
10 こゝにイエスひたまふ『おそるな、きて兄弟きゃうだいたちに、ガリラヤにゆき、彼處かしこにてわれるべきことをらせよ』
〔ルカ傳11章27節〕
27 これのことをたまふとき、群衆ぐんじゅううちよりあるをんなこゑをあげてふ『幸福さいはひなるかな、なんぢ宿やどししたい、なんぢのひし乳󠄃房ちぶさは』
〔ルカ傳11章28節〕
28 イエスひたまふ『さら幸福さいはひなるかな、かみことばきてこれまもひとは』
〔ヨハネ傳20章17節〕
17 イエスたまふ『われにさはるな、われいまだ父󠄃ちちもとのぼらぬゆゑなり。兄弟きゃうだいたちにきて「われはわが父󠄃ちちすなはなんぢらの父󠄃ちち、わがかみすなはなんぢらのかみのぼる」といへ』
〔ロマ書8章29節〕
29 かみあらかじめりたまふもの御子みこかたちかたどらせんとあらかじめさだたまへり。これおほくの兄弟きゃうだいのうちに、御子みこ嫡子ちゃくしたらせんがためなり。
〔ヘブル書2章11節〕
11 潔󠄄きよめたまふものも、潔󠄄きよめらるるものも、みなただひとつよりづ。このゆゑかれらを兄弟きゃうだいとなふるをはぢとせずしてたまふ、
〔ヘブル書2章12節〕
12 『われ御名みな兄弟きゃうだいたちにげ、 集會つどひうちにてなんぢうたはん』

前に戻る 【マルコ傳3章35節】

たれにてもかみ御意󠄃みこゝろおこなふものは、これわが兄弟きゃうだい、わが姉妹しまい、わがははなり』
For whosoever shall do the will of God, the same is my brother, and my sister, and mother.


do
〔マタイ傳7章21節〕
21 われむかひてしゅしゅよといふもの、ことごとくは天國てんこくらず、ただてんにいます父󠄃ちち御意󠄃みこゝろをおこなふもののみ、これるべし。
〔ヨハネ傳7章17節〕
17 ひともし御意󠄃みこゝろおこなはんとほっせば、をしへかみよりか、おのれよりかたるかをらん。
〔ヤコブ書1章25節〕
25 されど全󠄃まった律法おきて、すなはち自由じいう律法おきてねんごろにはなれぬものは、わざおこなものにして、きてわするるものにあらず、その行爲おこなひによりて幸福さいはひならん。
〔ヨハネ第一書2章17節〕
17 よくとは過󠄃く、れどかみ御意󠄃みこゝろをおこなふもの永遠󠄄とこしへとゞまるなり。
〔ヨハネ第一書3章22節〕
22 かつすべてもとむる所󠄃ところかみよりくべし。これその誡命いましめまもりて御心みこゝろにかなふ所󠄃ところおこなへばなり。
〔ヨハネ第一書3章23節〕
23 その誡命いましめはこれなり、すなはわれかみイエス・キリストのしんじ、そのめいたまひしごとくたがひあひあいすべきことなり。